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マンスリーコラム「健康とくすり」
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3月花粉症について
これまで発症したことのない人が
突然発症してしまうこともあります。
日頃から注意しておきましょう。
春は楽しい季節のはずが、花粉症を発症してしまうと憂鬱で辛い季節になってしまいます。
花粉症は、ある種の花粉を抗原(アレルギーを引き起こす物質)として起こるアレルギー症状です。抗原となる花粉は人それぞれで、1年中発症する可能性はありますが、日本人の花粉症患者のうち8割はスギ花粉が抗原となっています。スギ花粉は、2月中旬から飛散し始め、3月にピークを迎え5月頃まで飛散し続けます。
花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみが主な症状ですので、症状にあわせて耳鼻科、眼科にまず受診して下さい。人によっては、頭痛や倦怠感、気管支炎等も現れることがありますが、その場合は、はじめに受診した医師に相談した上で、内科や呼吸器科への受診も必要となります。
花粉症治療に主に使われる薬は、抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤です。抗アレルギー剤は効果を現すまでに、2週間ほどかかってしまうので、予防薬として2月に入ったらすぐ飲み始め、シーズン中は継続して服用しましょう。内服薬だけではなく点眼薬、点鼻薬も同様です。作用も緩和ですが、副作用も比較的少なく数ヶ月間の使用に際しては安心して服用(使用)できます。またシーズンに入り、抗アレルギー剤では抑えきれず、どうしても症状が出てしまう時は、速効性のある抗ヒスタミン剤を用います。風邪症状にも用いる抗ヒスタミン剤は、眠気や運動機能の低下などの副作用が現れることが多いので、車の運転や機械操作、高い所での作業をする場合には、避けなければなりません。特に症状がひどい場合には、ステロイド剤を用います。ステロイド剤は、胃腸障害をはじめとして、むくみや感染症増加などの副作用が心配されている薬ですが、使用する方法、量、期間を間違わなければ、劇的に症状を改善し、快適に日常生活を送ることができる優れた薬です。
内服薬よりは、点眼薬や点鼻薬で局所的に使えば、全身的な吸収が少なく効果が高い割には副作用も起こりにくいです。また、いざというときの頼みの綱のつもりで短期間での使用に留めると良いでしょう。
これまで、発症したことのない人も、自分は花粉症ではないからと安心してはいられません。身体がずっと花粉を吸収しているうちに、「これは異物だ」と突然反応してしまうとその日から、花粉は自分にとっての抗原となり、花粉症の始まりとなるのです。誰がいつ花粉症を引き起こしても不思議はなく、日本でも毎年増加を続けています。
外出から帰ったら、衣服をよくはたく、うがいをする、日頃から自然に慣れ親しむなど、花粉症でない人も、アレルギーを起こさないよう心掛けてください。
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