トップページ
>
マンスリーコラム「健康とくすり」
>
2月・3月肩こり・腰痛に悩まない
予防・改善には、正しい姿勢と
適度な運動を。慢性症状には湿布薬で
血行の悪循環を解消しましょう。
冬場は体を動かす機会が少なくなり、寒さで血行が悪くなるため、肩こりや腰痛に悩む方が増えてきます。その肩こりは血行が悪くなるから起こるというものの、なぜ起こるのでしょうか。それは、筋肉の緊張により血管が収縮したままの状態で強いられて、血管が圧迫されるからです。筋肉を収縮するための必要な酸素とブドウ糖は血液の流れが悪くなると不完全燃焼を起こしその燃えかすが乳酸を生じさせます。
その乳酸が老廃物として筋肉に蓄積され、痛みの原因となるプロスタグランジンなどの物質が生成されて神経を刺激し、痛みやこりを引き起こすのです。この状態を引き起こす要因は、寒さ、姿勢、ストレス、体型(首が長くて細い方)などの筋肉の緊張状態にあるとき引き起こします。予防・改善としては、正しい姿勢を保つこと、長時間同じ姿勢でいないこと、疲労・ストレスをためないように心がけることですが、まずは、入浴やストレッチ体操などで体をほぐすようにしましょう。しかし、肩こり・腰痛は慢性化します。これを慢性炎症と言いますが、慢性炎症は前述した血行の悪循環を断ち切らなければ解消されません。マッサージなどは一時的に痛みがとれますが、姿勢やストレスなどを改善しないと常に痛みを感じます。とはいえ、スグに改善できるものでもないですよね。そんなときは市販の薬を使用してみましょう。では、どのような薬がよいのでしょうか。
市販の湿布薬で血行の悪循環を断ち切ることが肝要です。慢性炎症には、温感タイプの湿布薬の使用をお勧めします。痛みをとるインドメタシン、ピロキシカムなどの鎮痛成分入りのものや、血行促進作用を持つトウガラシエキスやビタミンE入りのものを選びましょう。とくにビタミンEには、うっ血や酸素不足によって起こる老廃物の蓄積を改善する働きがあるのです。では、貼り薬と塗り薬はどちらが良いのでしょう。効果は同じなので、用途や好みで使い分けてください。持続性を求める場合は貼り薬で即効性を求める場合は塗り薬が効果的です。また塗り薬には、(1)液剤、(2)ゲル、(3)軟膏のタイプがあります。(1)〜(3)の順に水分含有率が高く、患部への浸透性がよく即効性があります。逆に(1)〜(3)の順に油分が少ないのですが、油分が多いものは刺激が少なく、皮膚にやさしく作用します。
湿布薬をご使用になる場合は、ご自身の好み、痛みのある患部に合わせてご使用してください。また急性の症状の場合は、患部に熱を持ちますので、痛みを感じる箇所が熱を持っていれば、温感タイプではなく、冷感タイプの湿布をお求めください。
暖かい季節になるまで数ヶ月あります。まずは寒くても体を動かすこと、正しい姿勢を保つこと、ストレスを極力ためないようにすることに心がけましょう。
このページのトップへ
│
ウェルパークトップへ
│